令和のカリスマ店員を決めるコンテスト「STAFF OF THE YEAR」。全国から数多の有力スタッフが参加する中、2025大会で予選アパレル部門1位の栄冠に輝いたのが、トゥモローランド 丸の内店のNito / 158cm さん。
成功の裏には、「数より質」を徹底する投稿へのこだわりと、お客様一人ひとりと真摯に向き合う独自の哲学がありました。
自分らしい世界観を伝えることでお客様との絆を深めた、彼女ならではの「STAFF START」との向き合い方、そしてSTAFF OF THE YEAR 2025にかける思いについて伺いました。
再挑戦で掴んだ予選1位。原動力は周囲の期待と昨年の悔しさ
ーー「STAFF OF THE YEAR 2025(以下、SOTY)」アパレル部門1位での決勝進出おめでとうございます。今の率直な気持ちを教えてください。
仁藤さん:実はSOTYに参加するのは昨年に引き続き2度目なんです。昨年はセミファイナリスト止まりで、悔しい反面、昨年の時点でもう、体力的に厳しいと感じていました。販売員としての通常業務に加え、店舗の営業時間外に撮影を行う毎日は、正直大変でしたから。もう一度あの期間を戦い抜けるだろうか、という不安はありました。
ですが、社内の仲間やお客様からの「来年も出るよね?」という温かい期待の声に背中を押され、日々応援してくれる方が増えている。その人たちが楽しんでくれるようにやり続けよう。そう決意して、今年の挑戦を決めました。
ーーSOTYの予選を勝ち抜くには「STAFF START」やSNS等のオンラインでの売上が欠かせません。同じSOTY期間中でも、仁藤さんは昨年と比べると220%以上の売上アップを実現していますよね。オンライン接客(STAFF STARTの「SNAP PLAY」)でのこだわりや工夫はありますか?

仁藤さん:例えば、投稿数を重視するか、クオリティを重視するか、みたいな質問ってよくあると思うんですけど、どちらかと聞かれれば、迷わずクオリティです。撮影してみて、少しでも靴のバランスが違うなと感じたら、納得がいくまで時間をかけて撮り直します。アクセサリーや鞄など小物一つひとつまでそのスタイリングのために選び抜きますし、自分が納得できないスタイリングは世に出しません。
戦略として、セール時期はセールになっている売れ筋の商品のスタイリングをたくさん投稿するというものがあると思います。もちろんそれも大切ですが、私らしくなければ私が着る意味はないので、常に自分らしいスタイリングを大切にしています。そうしていると、すぐには購買に繋がらなくても、私のセンスや私自身のファンになってくださる方が増え、確実に結果につながっていくと思っています。
ーー会社の方々からは、Nito / 158cmさんのことを「色の魔術師」と伺っていました!今日のファッションも色使いがとても素敵ですよね。どのようにセンスを磨いたのでしょうか。
仁藤さん:祖父母が着物好きで、私も幼い頃から着物に親しんできました。柄と柄を合わせるような、着物独特の色の組み合わせ。そうした美しいものが常に身近にあったことが、影響しているのかもしれません。あとは単純にスタイリングを組むことが大好きですね。やっていいと言われたら、一日中できます。
お客様を“ファン”に変える秘訣は「恋愛と似ている」

ーーSOTYでは売上だけではなく、WEB投票の得点も大きな割合を占めています。大会を勝ち抜くには、お客様(ファン)の力も必要だと思いますが、ファンづくりの面で、店頭やオンラインで工夫されていることを教えてください。
仁藤さん:まずは、自分を知ってもらう機会がなければ始まりません。だから、積極的にお声がけをします。その中で、お互いに『合うな』と感じて惹かれ合っていく。一方的ではなく、自然と関係が深まっていくんです。なんだか恋愛と似ていますよね。
お客様の中には、『顔を見に来ただけ』と言って、私の体調を気遣ってくださる方もいます。異動前の店舗で出会ったお子様は、私がお店にいない日に訪れて、私に会えないことが寂しくて涙を流してしまったこともあったそうで…。本当に、お客様に支えられています。
STAFF STARTで増えた“濃いファン”と、支えてくれた仲間の存在
ーー「STAFF START」や「STAFF OF THE YEAR」は、店舗スタッフとしてのお仕事にどのような影響がありますか?
仁藤さん:「STAFF START」を本格的に始めてから、ファンが圧倒的に増えました。特に、自分らしい世界観を好きなように表現できるので、より“濃いファン”がついてくれるようになったと感じます。SNSのフォロワーも増え、店頭で『スタイリングを見ています』と声をかけていただける機会も格段に増えました。
「STAFF OF THE YEAR」は予選期間が長いので、途中で気持ちが落ちそうになる日もあります。そんな時、お店のスタッフが『今日、投票したよ!』と声をかけてくれる。その一言が、本当に力になりました。へこたれている場合じゃないなと思えましたし、自分が本当にたくさんの方に応援していただいているんだと実感できました。
▼トゥモローランド様の「STAFF START」導入事例はこちら
https://www.staff-start.com/media/case/tomorrowland/
ーー最後に、これから「STAFF OF THE YEAR」に挑戦するスタッフへのアドバイスと、ファイナルステージへの意気込みを教えてください!
仁藤さん:来年以降挑戦する方には、大会が始まってから急に頑張るのではなく、日頃から定期的に投稿を続けることが大切だと伝えたいです。そうすることで、自然とファンがついてきてくれます。基本をやり続けること。それが一番の近道だと思います。
ファイナルステージを控えた今は、自分のファッションに対する想いや、美しいと思っているものを、ステージの上で後悔なく伝えきることしか考えていません。その結果として、グランプリを目指したい。自分らしさを表現できることを、楽しみにしています。
取材ご協力

株式会社トゥモローランド
TOMORROWLAND トゥモローランド 丸の内店
仁藤 はるかさん

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